「リンパを流す」という言葉はよく聞くけれど、リンパ管が実際にどこにあって、施術中に何が起きているかを知っている人は少ない。リンパドレナージュは、正しく行えば浮腫の軽減や免疫機能のサポートに役立つ手技ですが、誤解も多い施術のひとつです。受ける前に基本を知っておくと、施術後の変化を自分で確認しやすくなります。

リンパ管とリンパ節の役割

リンパ管は全身に張り巡らされた細い管で、組織液(間質液)を回収して静脈に戻す役割を担っています。リンパ節はその途中にあるフィルターで、細菌や異物を処理します。リンパ液は心臓のようなポンプを持たず、筋肉の収縮や呼吸の動きによって流れます。だから、長時間同じ姿勢でいると滞りやすい。

ドレナージュの手技が行っていること

リンパドレナージュは、皮膚を軽く引き伸ばすような非常に軽い圧で行います。強く押すと逆にリンパ管を圧迫してしまうため、一般的なマッサージより圧が弱いのが正しい施術です。手の動きはリンパ節に向かう方向(例えば脚なら鼠径部に向かって)に沿って行います。

どんな人に向いているか

立ち仕事が多く夕方に足がむくむ方、長距離フライトの後、産後のむくみが気になる方などに選ばれることが多いです。ただし、急性炎症、血栓症、心不全などがある場合は禁忌です。当サロンでは初回カウンセリングで健康状態を確認してから施術を行います。

施術後に起きること

施術後は尿量が一時的に増えることがあります。これはリンパ液が静脈に戻り、腎臓で処理されるためです。水分をしっかり摂ることで、老廃物の排出がスムーズになります。施術後の静養室でお出しするハーブティーも、この理由から水分補給を兼ねています。

リンパドレナージュは「季節の全身集中コース」の中でも取り入れています。担当セラピストの田中 里奈が専門としている手技です。ご予約・お問い合わせはこちらからどうぞ。